2024.01.26
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新作色打掛のご紹介
結婚式が多様化し トレンドも目まぐるしく変わる中 ずっと変わらずに古来愛されてきた伝統和装
ブライダルサロンHANAでは職人がひとつひとつ丁寧に丹精込めて作り上げた希少価値の高い和装を豊富に取り揃えております
本日は伝統美溢れる新作の色打掛をご紹介いたします
KIMONO No.21185
織物の中でも最高級の織物『緞子織』の色打掛
緞子織とは表面がなめらかで光沢が美しく 色が鮮やかに浮かび上がるのが特徴
珍しいこの色は麹塵(きくじん)と呼ばれ平安時代には天皇のみが着用したという禁色です
緑にくすんだ抹茶を混ぜたような色味で光の加減によって金茶の色味が差し 緑が浮くように映える捉えることができない色はあまりにも不思議で魅惑的
平安時代の染めや衣について記された古記に記載されている技法を 現代の染料を用いて熟練の染職人が研究・分析し新たな形で生み出されました
当時の染めと同じく見る角度や光によって色味が複雑に変化しまた深くやわらかな色味が印象的です
その地に粗伏で浮かび上がるのは一年にたった一晩 夜に大輪の花開く月下美人
ゆらぐ伝統色にやわらかな色使いで織り上げられた花はどこまでも優美で格調高く 唯一無二の美しさを放ちます
型紙を30万枚以上必要とし 柄が一幅の絵画のように途切れず且つ繰り返しがない総絵羽の色打掛です
長い年月をかけて創り上げた貴重な逸品をぜひご覧ください
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